普仁会では、私たちが取り組む高齢者福祉について、そしてそこで働いている私たちについて知ってもらいたいという気持ちから「介護普及事業」として、十勝管内の中高校を訪問して、出前講座・交流会をおこなっています。高齢化社会と言われ続けている現在、高齢者と関わる機会が少ない方にとっては、身近に感じられないことであると私たちは感じておりました。そして、これから将来の人生設計を描かれる中高生にピークを迎えようとしている日本の高齢化について、その方達を支える高齢者福祉について、そして社会で働いていくことについて何かお伝えできれば思い、各学校にお時間を頂いてこのような活動をおこなっております。高齢者福祉と言っても、介護職員だけではありません。看護師、栄養士、生活相談員、事務職員などたくさんの職種の人達が働いています。福祉施設で働くことになったキッカケもさまざまですが、今働いてみて感じる“やりがい”についてお伝えすることで、学生の皆さんが自分たちの将来について考えるキッカケになれたらと思って活動を続けております。
(令和元年度 訪問校数)
・十勝管内高校 6校(27回) ・十勝管内中学校 2校(2回)
(主な実施内容)
・授業時間の2コマ頂いて、
1時間目(前半)に高齢者福祉について、老人介護施設で働く私たちについての講座
2時間目(後半)に車いす体験、片麻痺疑似体験、手指消毒体験(手洗いチェッカー)、トロミ材の試食体験の中からご要望に応じて、体験して頂きます。
※おおむね40名(1クラス程度)の方が参加することを想定して行程を組んでおります。